先日、冷蔵庫の食材管理アプリ「れいぞうこっく」をApp Storeに提出しました。
結果から言うと、
3回リジェクトされて、4回目でやっと承認されました。
「え、3回も?」って思いますよね。
私も思いました。
しかも毎回、理由が違うんです。
Appleさん、一度に全部言ってくれません?
そもそも「れいぞうこっく」って?
冷蔵庫の中身を管理できるアプリです。【アプリ名がオヤジギャグっぽい?】でも自分が欲しい機能をすべて付けました。
🧊 食材を登録して賞味期限を管理【極力入力作業をはぶきました】
🎤 「トマト 2個」と話すだけで音声入力
🍳 登録した食材からレシピを検索【毎日の献立を考えるのも面倒】
🛒 買い物リストも作れる【外出中の家族とリストを共有・・・お買い物を頼むのに便利】
もともとAndroid版をリリースしていて、iOS版も出そう!ということでCapacitorを使ってiOS化しました。
開発自体はそこそこスムーズだったんです。
【1回目の提出】自信満々で提出
Androidでは一発で審査通過していたし、1本目のiOSアプリ「ナンバータッチ」も24時間で承認されていた。
「まぁ、今回もいけるっしょ」
そんな軽い気持ちで「審査に提出」ボタンをポチッ。
📩 Appleからのメール(1通目)
Guideline 2.1 – Information Needed
The app uses the AppTrackingTransparency framework, but we are unable to locate the App Tracking Transparency permission request.
翻訳すると:
「トラッキングの許可を求めるダイアログが見つからないんだけど?」ということらしい・・・
何が起きたのか
れいぞうこっくにはAdMob広告を入れていたんです。
AdMob広告を使う場合、iOSではATT(App Tracking Transparency) という「ユーザーのトラッキングを許可しますか?」というダイアログを表示する必要がある。【Claudeさんが教えてくれた】
……のですが、表示されてなかった。
ちなみに1本目のアプリ「ナンバータッチ」も同じAdMob広告を使っていて、同じ設定で提出していたのに、なぜか審査通過していました。
ナンバータッチ、すり抜けてたんかい。
Appleの審査、人間がやっているので、審査員によって判断が違うこともあるらしい。
修正内容
ATTのダイアログを正しく実装して、Info.plistに NSUserTrackingUsageDescription を追加。
修正して再提出。
「今度こそ!」
【2回目の提出】今度こそ…
数日後、またAppleからメールが届く。
嫌な予感しかしない。
📩 Appleからのメール(2通目)
Guideline 2.3.10 – Performance – Accurate Metadata
The app or metadata includes information about third-party platforms that may not be relevant for App Store users.
翻訳すると:
「メタデータに関係ない情報が入ってるよ」ということらしい・・・
何が起きたのか
App Store Connectに登録したアプリ情報のどこかに、iOS以外のプラットフォームを連想させる内容が含まれていたようです。
「いや、どこ?」
って思いながらメタデータを見直す。
修正内容
説明文やメタデータを見直して、iOSに関係のない記述を修正。
再提出。
「3度目の正直!」
【3回目の提出】さすがに今度は…
数日後。
またメールが届く。
もう慣れた。
📩 Appleからのメール(3通目)
Guideline 2.3.10 – Performance – Accurate Metadata
Revise the app’s screenshots to remove non-iOS status bar images.
翻訳すると:
「スクリーンショットにiOS以外のステータスバーが写ってるよ」
何が起きたのか
Canvaで作ったスクリーンショットのモックアップに、Androidのスマホフレームを使っていたんです。
ステータスバーがAndroid風。
iOSアプリのスクリーンショットなのに、ステータスバーがAndroid。
そりゃダメだわ。
CanvaでiPhoneのフレームに使っているつもりだったんですが、よく見たらAndroidの端末画像でした。
確認不足。完全にやらかした。
修正内容
実機(iPhone)でスクリーンショットを撮り直し、CanvaでiPhoneのフレームを使ってモックアップを再作成。
ステータスバーがちゃんとiOSになっていることを目を凝らして確認。
3回も確認した。
再提出。
「4度目の…なんとか…」
【4回目の提出】ついに…
再提出してから約1日後。
メールが届く。
(もう見たくない…)
恐る恐る開くと……
🎉「れいぞうこっく」がApp Storeで公開されました
きたーーーーー!!!
4回目にしてついに承認。
長かった。本当に長かった。
3回のリジェクト、振り返り
| 回 | リジェクト理由 | 一言 |
|---|---|---|
| 1回目 | トラッキング許可ダイアログがない | ATTの実装漏れ |
| 2回目 | メタデータに関係ない情報 | 説明文の見直し |
| 3回目 | スクリーンショットがAndroid | iPhoneのスクショを撮ろう |
| 4回目 | ✅ 承認! | やっと…! |
学んだこと
1. Appleは一度に全部指摘してくれない
これが一番辛かった。
1回目で「トラッキング直して」と言われて直したら、次は「メタデータ直して」。直したら「スクリーンショット直して」。
1回で全部言ってくれたら1回で済んだのに!
……と思ったけど、審査員が毎回違う可能性もあるし、修正ごとに新しい問題が見えるのかもしれない。
2. スクリーンショットのフレームは要注意
AndroidとiPhoneでスクショは撮りなおすこと。
横着するなってことかな?【ガイドラインにはしっかり書いてありました】
ステータスバーの形が違うので、審査でバレます。
3. ナンバータッチはラッキーだった
1本目のアプリは同じ問題を抱えていたのに審査通過。2本目で指摘される。
Appleの審査は人間がやっている。
通ったからOKではなく、ガイドラインに沿っているかちゃんと確認しよう。(反省)
4. リジェクトされても落ち込まない
リジェクトの理由は具体的に書いてくれるので、修正すれば必ず通る。
致命的なバグじゃなければ大丈夫。
3回リジェクトされても、4回目で通る。
最後に
個人開発でアプリを出すのは楽しい。でもApp Storeの審査は、なかなか手強い。
特にiOS初心者は、Androidとの違いに戸惑うことが多いと思います。
でも大丈夫。【ガイドラインはよく読んでから提出しよう】
リジェクトされたら直せばいい。
3回ダメでも4回目がある。
これからiOSアプリを出す個人開発者の方の参考になれば幸いです。
📱 れいぞうこっく – App Storeで配信中!
冷蔵庫の中身を音声で管理して、レシピも探せるアプリです。
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