無料で使えるオンラインビジュアルツールキットの「Canva」が、複数の新しいAI機能を発表しました。
新しいAI機能の中のひとつであるAI画像ジェネレーターの「ドリームラボ」は、同社が2024年7月に買収したAI画像生成サービス「Leonardo.Ai」のテクノロジーがベースとなっています。
はじめに
Canvaは2024年7月末、1900万人以上のユーザーを抱えるAI画像生成サービス「Leonardo.ai」を買収しました。
Leonardo.Aiの画像生成AIは、ユーザーがテキストプロンプトを入力してから、ある程度のスケッチを描き込むことで、テキストとスケッチの両方のプロンプトに基づいてリアルタイムで写実的な画像を生成できることが特徴です。
新しいドリームラボではプラットフォームにいくつかの改善が導入されています。例えば、写真スタイルや複数の主題の画像を作成するという点で既存のAI画像ジェネレーターよりも優れており、既存の画像を参照して出力をより適切に制御することも可能です。
ドリームラボの基本機能と特徴
ドリームラボの見た目はこんな感じ。生成したい画像の説明を入力し、生成したい画像のスタイルを選択し、「作成」を押すだけで簡単に好みの画像を生成できます。
試しに例として書いてある文章のまま作成ボタンを押してみました。
一度に4枚生成してくれるようです。
その辺りは「Leonardo.ai」と一緒ですね。
主な特徴
- 日本語での画像生成が可能
- Canvaのインターフェース内で直接利用可能
- 複数のスタイルやバリエーションを同時生成
- スマートサイズ設定(1:1など)に対応
使用方法
使用方法
- Canvaプロジェクト内で「ドリームラボ」を選択
- プロンプトを入力(日本語対応)
- ご希望のサイズ比率を選択
- 「作成」をクリック
実際の使用例と生成結果
例1:宇宙飛行士のイラスト
プロンプト例:柔らかなパステル色で繊細に描かれた、風変わりなデジタルイラストのカートゥーン調の宇宙飛行士が、小さなクレーターだらけの月に座って… 結果:
- 統一感のある色調
- 描写
- 複数のバリエーションを提供
例2:ドレスデザイン
プロンプト例:ドレスを着たお姫様をモノクロのシルエット風、水彩画風、ノベルゲーム風、折り紙風の4種類で描いてください。
- 異なるスタイルの表現
- 統一感のある構図
- 一部指示(折り紙風)の解釈に課題
ChatGPTとの比較
同じ指示で比較してみました。
Canvaドリームラボの強み
複数バリエーションの同時生成
編集ツールとの連携が便利(そのままCanvaで編集できる)
実はドリームラボの正体はLeonardo.Ai! ということは…?そう、Leonardo.Aiの定番プロンプトが使えるなら、もっとスゴイ画像が作れるかもしれない♪』
旧バージョンの画像生成機能と比べて、品質が飛躍的に向上しています。』
ChatGPTの強み
プロンプトの解釈精度
日本語で理解してくれるのが楽!
気になる料金は?
『月20枚までという無料プランの制限、楽しくなってきたところでもう終わっちゃうんですよね〜』
今、CanvaプロとChatGPTとClaude使っているのですが、もしイラストがこんなに綺麗なら、
CanvaプロとClaudeの組み合わせにしてもいいかもと考えています。
商用利用について
商用利用OKになっていますが、ご利用時にはご確認をおねがいします。
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